甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると体はどうなるのでしょう?さまざまな臓器などが過剰に働こうとしてしまいます。身体の臓器や機関などがいつも以上に仕事をしてしまうため、つねに体がだるい、疲れやすいといった症状があらわれます。

しかし普段の生活で体のだるさを感じることは、多いのではないでしょうか。とくに女性の場合、生理前や生理中などには疲れやすい、つねにだるくて眠い、などの症状があることは日常茶飯事です。

こういった理由から甲状腺の病気を疑うことが少ないため、発見が遅れてしまう原因になっています。

甲状腺異常の場合、症状により食欲が増加することがあります。いくら食べてもお腹がすいてしまうのです。しかしたくさん食べているにも関わらず、太るどころか痩せてしまうというのも甲状腺機能亢進症の症状のひとつです。

食欲増加の症状がなく、とくにダイエットをしているわけではないのに体重がどんどん減って行く、などで気づく方もいらっしゃいます。

激しく走ったあとなどに心臓がバクバクと激しく動く経験をしたことは誰しもがあるのではないでしょうか。とくに激しい運動をしていないのに動悸がする、心臓がバクバクするといった症状もあらわれます。

またいつも以上に汗をかくようになった、暑がりになってしまい水分が欲しくなるなどの症状もあります。

甲状腺の異常は、ホルモンバランスを崩してしまうため生理周期の異常を引き起こします。それにより妊娠しずらくなるなどの不妊の原因にもなります。

甲状腺の病気に気づかずに不妊治療のために病院で血液検査をし、そこではじめて甲状腺の病気に気づく人もいます。

甲状腺の異常は、早めに気づけば薬などの投薬治療が良く効き、早めに症状を安定させることができる場合があります。いつもとは違うだるさが続く、生理周期の乱れが気になる場合などは、やはり少しでも早く病院に行くようにしましょう。

赤ちゃんを授かることができる女性だからこそ、早めの治療開始が大切になります。